下園先生が考えるうつ病

下園先生が考えるうつ病

 

うつ病は、一般的に脳の働きに何らかの問題が起きた、病的な状態であると言われます。

 

別の言い方をすれば脳の故障のような状態だとも考えられます。

 

 しかし下園壮太先生のうつ病の解釈はこのような考え方とは少し異なる部分もあります。

 

うつは神経伝達物質の減少などという医学的な解釈とはまた別に、下園先生の解釈はプロテクト(防御反応)だと言います。

 

 つまり脳が壊れた状態ではなく、うつもまた人に本来備わっている正常な機能の反応だというのです。

 

 

様々な防御反応のプログラム

 

 人間は時に無意識による不合理的な行動をします。

 

例えば先進国に暮らす現代人に肥満の問題があります。ダイエット商品がく売れることからもメタボ、肥満の悩みを抱えている方は少なくないことがわかります。

 

なぜ多くの人が、自分の生命維持や、活動に必要なカロリーよりはるかに多い量の食事を食べてしてしまうのかは、一説によれば人の歴史を原始時代にまで遡った所にあるといいます。

 

 原始時代の人類は飢餓の歴史です。現代のように必要以上の食料がすぐに手に入るわけではなく、思ったように獲物が獲れなかったり、気候の変化による干ばつなどで農作物が数年育たなくなることもあり、そのための飢餓の問題などは、日本でもほんの数百年前までありました。

 

 そのような事から、人間は食料があるうちに食べられるだけ食べておくことで命を維持する事が必要となり、その習慣が遺伝子レベルで潜在意識に刻み込まれたと言われます。 

 

 

しかし現代の日本を含めた先進国では、食料が全く無くなって人が飢餓の危機にさらされるということはまずありません。しかしながら潜在意識はカロリーを取れるだけ取れという命令を出すため、太ると分かっていてもよほど自制しなければつい必要以上に食べ過ぎてしまうのです。

 

 うつのメカニズムもこのような原始時代の過酷な環境と関係が深いと考えられます。

 

まずひとつ目は、原始時代には熊などの野生動物に襲われる危険がありました 動物に襲われた時、また狩りの時には、すぐに逃げられるよう心拍数が上がり、筋肉が硬直し、手汗をかきます。

 

このような交感神経が優位になった緊張状態(驚き、興奮のプログラム)

 

 そして自分や仲間が野獣に不意に襲われても、素手ではとても勝てない事がわかり、無力感を感じます。(無力感のプログラム)

 

そしてそのような危険を回避するため、しばらく住居などに引きこもり、息を潜める(悲しみのプログラム)

 

その他にも野生動物や敵の部族にいつ襲われるかという不安による(不安のプログラム)、敵に対する(怒りのプログラム)、仲間や家族を守れなかったことによる(自責のプログラム)危機に対して不安とともに現れる(焦りのプログラム)などが潜在意識にあり、このような原始時代の防御プログラムが、命の危機に常にさらされることが無くなった現代でも、これらのプログラムが何らかのストレスや不安という要因で発動してしまうことが、うつ病という状態としてあらわれるのです。

 

 

「プチ認知療法」

 

うつ病の治療の1つに認知療法があります。これは先に上げた潜在意識に刻み込まれた原始時代の防御反応や、これまで生きてきた人生で刷り込まれた反応や考え方の歪を修正し、反応を徐々に変えてうつから回復させるものです。

 

 しかし認知療法を行うにも多少困難が伴います。自分自身に染み付いた価値観や本能的な反応を変えるのは容易では無いからです。

 

特に専門家の指導により行うのではなく、自分一人でやろうとすると失敗する事が多く、逆効果になってしまうこともあるそうです。

 

そこで下園先生が考案したのが「プチ認知療法」なのです。

 

 認知療法の欠点をカバーしつつ徐々にうつからの脱出を図り、更に自分自身で一人でも行えるように作られたうつ回復のためのプログラムなのです。

 

 

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